1000円の壁

さて、最近よく目にするランチの値段を取り巻く環境。よくネットニュースやワイドショーで見かける。

昨今の値上げ、インフレ(スタグフレーションとも言った方がいいのであろうか?)によって、その波はヤバい。

財布と胃袋で痛感する毎日だ。皆さんは昼食にいくらかけているのだろう?

ラーメン屋などは行くたびに値段が上がっている気がする。もはや、気がするではなく、実際に値上がりしているのだ。

先日入ったラーメン屋で、隣の人が注文した後に「うわ、値段上がっている。エグすぎ」と驚きの声を口にしていた。

私もたまに行く店なのだが、その方もよく食べに来ると思われる。というのもメニュー表を見ることなく注文していたため、座って改めて卓上メニューを見て気づいたのだ。

元々の値段は1000円しない値段だったのだが、料金改定後は200円ほど値上がりし、1000円を遥かに超えた。率でいうと20%以上の値上げなのでかなり強気だ。

私はそのちょっと前にも来店していたので、驚きはしなかったが、当初は驚いた。

「マジ?いきなり千円超え?」

自分
自分

いきなりかー

その店は結構な人気店なので、いつも満席なお店なのだが、ここ近年、値上げが著しく、ついに1000円の大台を超えた。世界記録を一気に更新したくらいのインパクトだ。

さて、よくニュースなどで言われる1000円の壁。飲食店ではメニューが1000円を超えると、客足が遠のくらしい。

ここで皆さんは昼食に1000円以上払えるだろうか?否、私には無理だ。お財布がちょっと持たない。

原材料や人件費・光熱費の高騰で、以前のような価格で提供するのは企業努力だけでは厳しい昨今だが、ラーメン並が1杯千円越えはちょっと受け入れ難い。

私にとってラーメンは7〜800円という世代で、その固定観念から抜け出すには時間がかかる。

飲食店では、客離れを防ぐために細かく値上げをしたり、セット販売を強化したりという手法もよくあるが、券売機システムやメニュー表、POP更新などいろいろ手間がかかるし、何より値上げによって客が来なくなるのが一番怖い。

実際、券売機に1000円と数百円入れて1品を購入するのは、ちょっとやはり抵抗がある。

ラーメンは800円程度、セットのサイドは300円程度など、セットで1000円はみ出すぐらいだと抵抗はグッと減るのだが、

並サイズで1000円程度、もしくは超えてくると、今までは大盛りを頼んでいたのを実際に躊躇し始める。

よほど特色がある店なら、固定客がついているのだろうが、どうしてもそこの店じゃないとという店以外は、選択肢から外れてしまう。

自分
自分

昔は大盛りやサイドメニューも頼んでこの値段だったんだよなぁ

また、そういった安かったり、元々人気のある店はさらに混雑するため、時間がない時や待ちたくない時は自然と遠のいてしまうし、違うもので済ますか、などとなってしまう。

収入が増えているかといえば、可処分所得で見るとそうでもないし、実質賃金は対前年比で下がり続けていて、とてもじゃないが好景気とは言えない昨今、いろいろなところで厳しい世の中だと実感する。
(この辺は、私の個人の感想です)

外の方や家族などで食べるときはそこまで気にしないが、1人ランチとなると、やはり財布の紐は固くなり、足は遠のいてしまう。

バカの壁、ベルリンの壁、1000円の壁とはよく言ったものだな。養老先生の壁シリーズは、ヒット作シリーズだ。

値上げや1000円の壁は、ラーメンに限ったことではない、定食やカレー、ファミレス、唐揚げ屋、トンカツ屋、そば屋なんかもそうではないか。蕎麦屋やファミレスなどは元々1000円超えのメニューもあるであろうが。

どのメニューも1000円を超えてくると、やはり、ちょっと身構えてしまう。が、うちの妻は

妻とら
妻とら

「せっかく食べるなら、食べたいものを食べるのが1番でしょ

自分
自分

おぉ、マリーアントワネット…(そうできるなら、みんなそうしているんだよ…
  お小遣い増やしてよ)

そりゃそれが1番だ。身も蓋もない。それができるなら、みんなそうしているんだよ。自分へのご褒美とかならわかるけど、毎日の昼飯の話ですよ。払うのは私なのでお構いなしだ。

実際、私はというと、1000円を超えたラーメン屋には値上げ後、行っていない。

私の小遣いが限界なのだ。

そういえば、昔はワンコインランチというのもあった。ワンコインで食べられるなんて、今ではなかなかない。

そういえば昔、東京の神田で、ワンコイン天丼とカツ丼をよく食べたなぁというのをふと思い出した。

あの頃は安かったなぁ。さて今日のお昼はどうしよう。このままでは、昼に食べるところがない。

昼食難民になりかけてしまう。そんなことを考えながら、自然と馴染みのラーメン屋へと足が向かう

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