日本の四季折々と

最近、豪雨や豪雪など様々なニュースを目にする。

東北地方の一部では、災害級の大雪で渋滞、都市機能が麻痺したと。また北陸などでも警報級の大雪など。

さて、私も雪国出身だが、雪かきはしんどいものがある。

特に本州の雪は湿っていて重いんですよね。

この湿り具合が温帯と寒帯の違いを実感できるラインでもあります、個人的に。日本海側、太平洋側の違いもあるのはさておき。

雪が降る日本は、雪景色というのも季節を感じるものですが、四季を表す春夏秋冬。素晴らしい四字熟語ではないだろうか?

韻を踏んでいるようで、完璧にはそうでなく、ただ、リズムと音階が心地よい美しい日本語だと感じます。

母音子音ともにとても響きがいいなと。

この春夏秋冬、昔は3ヶ月ごとに…みんな仲良し的な横並びというイメージだったんですが…、

ここ数年の天候を見てると、最近、夏が異様に強い。期間の問題でもないんですが。

漫画に出てくる四天王だと、最後に出てくる超強キャラが夏。いや、あなた強いんだから、そんなに登場しなくていいですって言っても、常に出てくるみたいな感じで強烈になっていますよね。

ちなみに、春は紅一点の優しいお淑やかなイメージでね。冬は、性格に難があるクールタイプ。
秋は敵か味方かわからない、謎に包まれた神秘キャラな感じ。これはあくまで私の感想ですよ。 

というふうに、夏一強と思っていたら、今年は冬も鬼強ですね。

クールキャラが暴走して手がつけられなくなった的な感じで。

短期間でものすごく積雪が増え、気象庁があらかじめ会見を開くなど、災害クラスと連日、ニュースやワイドショーで報じられているのを見ると、感じる今日この頃。

ニュースでよく聞く”最強”。

もう何回聞くんだと。

しかし、大雪が交通生活インフラに与える影響がそれだけ大きいのだ。

雨露霜とは、昔の人はよく言ったものですね。

雪にあまり馴染みのない関東以西の方(山間部を除く)には、あまり馴染みはないかもしれないが、雪かきはかなりの重労働である。

雪国の私が言うのだから、その辺は信じてほしい。雪にもよるが、日本海側と太平洋側、本州と北海道で、雪質はかなり違う。

気温と水蒸気の量が関係していて、気温が低く、水蒸気量が少ないほど、サラサラ雪になるため、軽い。

コートについても手ではらえるイメージです。

逆に、水蒸気量が多くて、気温が高いと濡れ雪になる。

北海道のパウダースノーの結晶はとても綺麗です。

しかし、この濡れ雪。これがまた最悪で水分を含んでいて、かなり重い。こういう日は雪かきをしたくはないし、腰にくるんですね。

ちなみに雪かきのコツは腰や腕ではなく膝を使うと、体へのダメージが少ないと思いますので、ぜひご参考に。

世界的人気を誇るバスケットボール漫画の

「膝を使え、膝を」

を彷彿してくだされば、イメージが沸きやすいかなぁと思います。

でも、ドカ雪になるともうそんなの関係ないんですね、やってもやっても終わらない。

朝やって夜やって、寝る前やって、の繰り返しで、体が休まる暇もない。

冬の嵐に伴ってくるのが筋肉痛の嵐だ。

※日頃の運動不足具合にもよります

そしてその後のビールはまた格別だ。

ちょっと意味が違うが、

雪道と魚の子汁は後ほどよい。

今日も雪かき後のビールが美味い

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