さて、日本刀を皆さんはご存知でしょうか?
日本に伝わる伝統的な刀ですよね。
現代に伝わる日本の文化ですが、実は百均でも売られているんですね。もちろんおもちゃです。
柔らかにスポンジでできたそれはそれはよくできた業物です。
ただ、昔はもっと長かった気がするのは気のせいではないだろう。
さて、男の子を育てあるあるですが、剣や刀が大好きなんですよね。
なぜなのかはわかりませんが、惹かれるものがあるのでしょう。
もれなくうちの若様も大好きなんでござります。
時は遡ること一刻前、晩の飯時に、ちょんまげの話になり、ご飯を食べ終わったうちの若がヘアゴムでちょんまげを拵えたんですな。
もうそれはそれは、可愛らしい大五郎のような男の子で…
ここまでは良かったのですが、夕食後ちょんまげ姿の我が子が刀を帯刀して、登場した。
不吉な笑みを浮かべて…

「パパ、こっちきて」(父上、勝負じゃ)
うわ、予想通りの倅からの果し状。まだ晩酌の途中なのに…

「いま、ご飯食べてるからもうちょっと待って」
(お主、それがどういう意味か、わかっておろうの?
倅からの宣戦布告。ここで逃げては男がすたる。某も武士の端くれ。うちは先祖代々町民です。
いざ、参ろうぞ。
私のあたまの中では、白い袴と白馬に乗って浜辺をかけるイメージが十二分に溢れている。
私は徳田新之助、
チャーチャチャー♪ チャチャーチャチャー♪
暴れん坊将軍、上も下も暴れん坊将軍だぜ!
いざ…見事な殺陣を披露するまでもなく、もう切られまくりですよ。
右に左に上に下に。息子もうノリノリで、パパは全自動切られ役ですよ。
途中から娘も助太刀に入り、カオスですよ。
でもね。遠山の金さん、水戸黄門、暴れん坊将軍、おばあちゃん子で時代劇制覇していた私にとって、切られる時の顔芸なんて朝飯前ですよ。
効果音のサウンドエフェクトつきで切られまくりなので、子ども大喜びですよ。
説明しよう。
切られ役三原則とは
1にオーバーな顔芸、2にスローモーション、3に呻きながら捻って倒れる
これだけで、ばかうけの青のりしょうゆ味くらいにバカうけ間違いなし。
もうさ、うちの若様姫様は大喜びです。倒れてからも喜んで虐げ切り刻まれ。
もうね、新撰組みたいな御用改めですよ。
フードプロセッサー2台に挟まれた感じで切り刻まれる。切られ役のスタントマン300人くらいの仕事ぶりでおじゃる。
顔に当たっても痛くないスポンジ。でもね、顔に当たると痛いのさ、当たり前じゃない。
顔はやめな!ボディにしな!ボディ。
私には、贅肉のカーテンがあるねん。そこを狙え。
と、まあそんなこんなでずっと切られ続け、倒れることを繰り広げていると。
高みの見物・スマホで撮影していた妻が一言。

「やだ、パパみじん切りじゃん。その贅肉も切ってもらいなよ」
と、ゲラゲラ。思わず、

「いえいえお代官様ほどでは…」
と、返したくなるような性悪悪代官のセリフ。
仕事から帰ってきて、ご飯も作って、晩酌の時間を割き、子どもと触れ合う夫に対して、労いや優しさが一切もない妻の象徴。
今日一番の一撃は思わぬ妻の一言。さて、戻ってビールを飲もう。子どもたちと触れ合った後のビールはうまい。